懐古

 

高校生のときね、性格も暗いし、友達も少ないし、目立つ容姿でもないし、何かに特化してたわけじゃないから、本当に地味〜に過ごしてたんだけど

 

なぜかヤンキー男子(本当にヤンキーなわけではない、と思う)に好かれる?というか懐かれる?ことが多かったなあって考えててふと思い出した事があって

 

 

3年生の時に同じクラスだった軽音楽部の見た目チャラそうな男の子がいて、それまで全く接点もなかったし、その人は軽音の同じバンドの人しか友達がいないみたいな感じだったのさ、嫌われてたとかはなくてみんな好きだったけどクラスでは割と一人でいることが多いみたいなタイプの人ね、一匹狼っていうのかね?

 

 

高校のときって班とか割と名前順多かったじゃん、名字が近くて家庭科の班が同じだったんだよね、確か

 

調理実習かなんかのときに多分初めてちゃんと喋ってさ、なんかきっかけは全くわかんないけどちょっと喋るようになったんだよね

 

喋ると言ってもわざわざ喋ったりはしないんだよね、近くにいたら話すし、用があったら話すくらいなんだけど、どうでもいい話とかしてた気がする

 

 

 

なんかそのさ、いつも一人の人が心を開いてくれてる感がすごい心地良かったのよ。

実際開いてくれてたかどうかは知らんけど

 

全く覚えてないんだけど多分連絡先も知らなかったし、知ってたとしても多分一回もメールとかしてない気がする、なんてったってメールするほどの用なんてなにもなかったから

 

 

 

ただ見る用で作ってたTwitterでなぜかフォローし合ってたっぽくて、大学入ってから何回かDMのやりとりをした記憶があるんだよね

 

バイト先に似てる人が来たんだけど、みたいな本当にどうでもいい事が送られてきたような気がする

 

 

 

今はSNSもなにも繋がってないから生きてるのかすら知らんけど

 

なんかふと思い出しちゃった、良い思い出というか、良い関係性だったんだよね、友達でもなんでもない、ただたまに喋る同級生みたいなの

 

 

本当になんにもなかったんだよ、高校生ってなんでもかんでもすぐ恋愛に発展させたがるけど、そんな事1ミリも考えたことなかったし、イケメンだったけど別に本当にそういう面では興味なかったんだよね

だからこそちょうどよかったんだよね〜。

大人になるとそういう出会いがないから、なんか懐かしくなっちまった

 

 

 

 

本当に今の今まで忘れてて、ふわっと今日思い出したの。なつかしい良い思い出〜

 

向こうは多分もう私の名前すら覚えてないと思うけどね

 

 

 

なんでヤンキー気質の人に好かれがちなんだろって思ってたんだけど、多分高校生の私にはヤンキー気質があったのかもしれない、同族だと思われてたのかも。尖ってたしな。

 

今はもうヤンキーじゃないよ、たぶん。

 

おやすみ